バブルの残骸 ゲイバーブログ

アラフィフの頑張ってる感じの痛々しいゲイのゲイバー日記

そんなのがあるもんか!

お久しぶりです

アラフィフです 飲みを封印して 2週間が経過しようとしています。

体調もかなり良くなりました。

(実は月初めはかなり体調が悪かった)

念のため 大学病院で 徹底的に調べたところ

免疫が低下して 子供がかかるような細菌にやられてました

(去年も2回やられました)

身体中が痒くて死にそうでした

そんなこんなの毎日をただ 静養メインで過ごしていたのですが 一本の電話が・・・・

それは 酔っ払って無ければ キャビンアテンダント

酔っ払ったら ゴールデン街の場末のママと化す

松野明美からだった

あけみ「ちょっと あんた なめたブログ書いてるみたいね あたしに挨拶もなしに」

アラフィフ「あ ごめーん でももう飲み屋で飲むのやめたんで もう書いてないから」

あけみ「なんですって まっとにかく 今夜飲むから直ぐに出てきなさい 10時集合よ」

アラフィフ「いやいや いまどこにいるん?」

あけみ「なに寝ぼけてんの?ゴメでも仕込んでんじゃないの?梅田に決まってるでしょ」

アラフィフ「・・・・・いや 俺いま九州だし」

あけみ「そんなことわかってるわよ だから早めに電話したでしょ 出来る女なのよ アタシ」

アラフィフ「無理無理 体調も悪いし」

あけみ「 あ゛っ 」

アラフィフ「・・・・・」

あけみ「10時よ 遅れないでよ じゃね」ガッチャン

時計は1600を回っていた

アラフィフ(無視無視)

電話に着信が 

あけみ「あんた 無視しようとしたでしょ 大恩あるアタシの命令を

わかってる? アタシがヒロコであんたがヒトエ

あたしが ランであんたがミキ

アタシが なっちで あんた が 保田圭って決まってるのよ昔から わかったわね 10時よ」

 

まっ大阪ファイナル公演ってことでいっかあ

(いいんかいっ)

伊丹空港から梅田に向かい ホテルに2130に到着

荷物を置き 待ち合わせの堂山の店に向かう

あけみ「あら やればできるじゃないの」

アラフィフ「・・・」

あけみ「あんた ◯◯◯があんたに連絡取れないっていってたわよ」

アラフィフ「携帯変えたからじゃね」

あけみ「あんた なんかあったの?」

アラフィフ「実は この間2丁目で飲んだ時 ホントに酷かった もう疲れた

ある店で 飲みに来てた他の店のママに 酒つぎにいったら露骨に嫌な顔されて なんかハッと気付いたんだよね」

あけみ「はぁ〜っまたはじまったあんたの悪い癖

その100か0の性格なんとかならないの?

ひとつ嫌なことがあったら もう ゲイバー行きたくない って あんたいじけた お局じゃない

女子校生なの?

だいたいあんた 毎回かなりの人を巻き込んで 金使いまくって みんなあんたに 合わせて したくも無い愛想振りまいて 飲んでんのよ

しかもあんた知らない人ともすぐ飲んで

一緒にまわってるあたしなんか 毎回大変なのよ

その店のママがなんなのよ?どーせ若いんでしょ

そんなぽっと出の女 潰せばいいじゃない

女はね 競って蝶 落ちれば泥よ

さんざんやっといて 引退? けっ素人じゃあるまいし

あんたが やってきた あんなこと こんなこと

棚上げして 今更 ・・・

あんた 体が ゲイバーなの!今更 宅飲みとかなしよ

さんざんいろんな汚れが染み付いてるのに 引退?

そんなのが あるもんか ないわよ」

あけみの説教は延々と続き 朝方

あけみ「もう 朝ね あんた中之島でしょ モーニングおごんなさい 揚子江じゃいやなのアタシ」

さんざん飲んでいるのに ホテルのレストランのボーイに「あーんアタシ酔っ払っちゃった」に甘い毒を吐くキチガイジジイ 49歳

パン用のフルーツジャムをバックに入れ

あけみ「ちょっと ジャム持ってきて〜」

恥ずかしさのあまり 意識が遠退くなか この間のことがなんでもないことに思えてきた 単純なO型

あけみとわかれ 部屋にもどり シャワーを浴び

バスローブを着て 「昭和」とつぶやいていた