バブルの残骸 ゲイバーブログ

アラフィフの頑張ってる感じの痛々しいゲイのゲイバー日記

映画スタア

21歳の頃 アラフィフは 大阪 堂山にマンションを借りて(パパに)もらい 自堕落な時間を過ごしていた

付き合っていたパパは 医者でマゾ

一緒に飲んだあとは 部屋に帰り 朝まで竹刀を振り回しいたぶる毎日 「ちっまだ気絶しないのかよ」

連日のご奉仕で 腱鞘炎寸前

そのストレスで オフの日は 朝まで 近所のウリセン

ボーイたちと おいちょかぶ

もちろん ほぼ 一人勝ち ボーイたちへ 日当を払い

勝ち金を持って モーニングを食べにいく毎日だった

そんなとき 「朝飯おごってぇ」と言ってたかってくる汚れ それが あけみ

もう 30年近くの付き合い 怖い

朝方 マンション一階のローソンであけみとくだをまいていると目の前に パンチの効いた 年季ババアが

山田五十鈴なみのオーラを放ちながらこちらに近づいてくる

あけみが「あら おかあさん 日中は 20を老けてみえて危険よ〜 ゲラゲラ(笑)」

五十鈴 「あら 今日も撮影?大変ね」

あけみの顔が真っ赤になっていく

あとからわかったのだが あけみは そっち系のビデオに出演し 小遣いを稼いでいたらしい

五十鈴 「あたしに あやつけるなんて 10年はやいののよ お嬢ちゃん」

「怖い」若いアラフィフは この迫力に押されていた

あけみも身体が怒りで震えていた

年季ババア がその場を離れ ボーゼンと立ち尽くす

あけみに対して 雑誌をメガホンにして叫んだ

 

「 映画スター っ」